サイズ
長さ約110cm×幅約13cm
素材 プラスチック
【内容品】
10個セット
【人工産卵床】
産卵が始まる頃に仔魚や稚魚の生息場所が近くにあるところに設置し、ふ化が終わったら回収します。仔稚魚は水車などの隠れ場がある水深の浅い場所に好んで生息します。このような場所は水温が高いため、餌となるプランクトンが多く発生します。また、水草がバリア(障壁)になって大型の魚が入って来にくいので、食べられる心配がありません
コイやフナは岸辺の植物に卵を産み付けます。しかし、多くの生息地で産卵場所が減っています。岸辺の植物が刈られてしまったり、岸がコンクリートで固められて植物が生えなくなってしまったためです。また、池や沼、ダムなどでは、人の手で短期間に水位が下げられ、水辺の植物が干上がってしまうということも起きています。このような産卵場所の減少に対処する方法が人工産卵床の造成です。人工産卵床の造成は、コイやフナが漁業権魚種になっている漁業協同組合が行う義務増殖の履行方法のひとつです
【人工産卵床を作る際の留意点】
人工産卵床をたるまないように張ります。
隣り合った人工産卵薬が触れ合うくらいの間隔にします。
塩ビ管の枠を作る際に、管同士をしっかり援合して、水が入って沈まないようにします
【湖や川に設置する際の留意点】
水温が10-12°Cになったら設置し、産卵のピークである14ー20°Cの時期を迎えるようにします。
風当たりが強くて波が起きやすい場所には設置しないで下さい。
雨の刺激で産卵行動が誘発されるので、雨が降る直前に設置するとたくさん産卵させることができます。
【設置後の管理】
人工産卵床の表面に藻類や泥が付くと、魚が嫌って産卵しなくなります。藻類や泥で汚れ、卵が付いていなかったら、しごいたり掃いてきれいにしましょう。
産み付けられた卵は他の魚の餌になってしまいます。それが自然の状態ですが、よりたくさんの魚をふ化させようと思ったら、十分に産卵が行われた人工産卵床を網などで囲って、他の魚が入れないようにするとよいでしょう(水温によりますが、卵はおよそ一週間でふ化します。ふ化が終わったら、聞いをはずしてまた産卵させます)。または、卵の付いた人工産卵菜を水槽などに移してふ化させ、それらの魚を放流するという方法もあります(その後、また人工産卵薬を川や湖に戻します)
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